その絵の前から離れては戻り、また離れては戻る。会場で、これを何度繰り返したことか。それほど、その絵から立ち去りがたかった。「その絵」とは、アントニオ・ロペスが描いた「グラン・ピア」だ。 画像で見ると写真に見えるかもしれない。しかし、近寄って…
書店で目に入った「共産主義を読みとく 廣松渉 エンゲルス論との対座」(佐藤優、世界書院)を気まぐれで購入した。「今さら、廣松でもあるまい」とも思ったが、読みだしてみると、これが滅法、面白かった。 基本は思想書だが、佐藤がキリスト者としての自分…
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