謹賀新年度

今日は4月1日。朝六時に目が覚め、近所を散歩した。この地に住み始めて2年間で初めてだ。今年は4月1日が、いつの年にも増して元日のような気がする。
「始動の日」にふさわしくないかもしれないが、好きな「徒然草」の一節を引用して、新しい年度の第一歩としたい。

 死は、前よりしも来たらず、かねて後ろに迫れり。人、みな死ある事を知りて、待つことしかも急ならざるに、覚えずして来る。沖の干潟はるかなれども、磯より潮の満つるが如し。

徒然草」155段

死は足下にあり。