2009-09-22から1日間の記事一覧

久々のベルイマン

◆「鏡の中の女」 久々にベルイマンの映画を観た。 見所は、主人公の精神科医を演じたリヴ・ウルマンの演技力だろう。狂気に落ちていく演技は、芝居とは思えぬ迫力だった。大竹しのぶを連想した。 内容的には、「老いと死」、「エロスとタナトス」、「罪と贖…

波平がシャブ中!

◆日本政府と麻薬 内田樹が、「薬物汚染の原点は国策にあり」(中央公論10月号所収)の刺激的タイトルで、昨今の薬物報道では見られない、あるいは、マスコミが指摘できない角度から問題提起していた。 内田は、薬物汚染は戦後、何度かの大きな流行期があった…