2013-07-22から1日間の記事一覧

「多崎つくる」と、決まり手は肩すかし

「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」(村上春樹、文藝春秋)読了。 話題の本を刊行から少し遅れて読んでみた。村上作品は、「ノルウェイの森」以来、新刊が出るたびに買っていた時期があった。しかし、「海辺のカフカ」あたりで「虚構の密度」の低…