2010-05-06から1日間の記事一覧

「楚辞」の批評性

漢詩の古典「楚辞」所収の「漁父」を読む。 屈原は放逐されて後、江や淵をさまよい 沢のほとりを行きつつ歌っていた 顔色はやつれ、その姿は痩せ衰えていた 漁夫(詩の題は「漁父」となっている)がそれをみて、「高位にある御方がなぜこんなところにおられ…